岐阜市民の外食の多さは統計からわかる!全国のランキングで紹介

地方都市ライフ

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岐阜市に引っ越して最初に気づいたのは、お寿司屋さんが多いこと!

駅前の飲み屋街も充実してるなあ、いろいろ食べに行けそう…という印象でした。

岐阜市は二世帯・三世帯で外食する人多いな…と思っていましたが、調べてびっくり!

統計調査から見る岐阜市民の外食事情をご紹介します。

外食部門 総合ランキング

外食代

全国平均     192,437円
1位 東京都区部 237,644円
2位 岐阜市   179,978円
3位 名古屋市  177,784円
4位 さいたま市 171,154円
5位 川崎市   163,736円
2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均
引用:総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

岐阜市は人口396,248人(2023年8月1日現在)なのに、全国2位?!

大都市と肩を張るほど外食文化が根付いています。

2位 岐阜市 207,780円(2010年~2012年平均)
3位 岐阜市 199,643円(2011年~2013年平均)
5位 岐阜市 193,551円(2012年~2014年平均)
9位 岐阜市 183,188円(2013年~2015年平均)
7位 岐阜市 189,713円(2014年~2016年平均)
6位 岐阜市 199,725円(2015年~2017年平均)
4位 岐阜市 210,397円(2016年~2018年平均)
6位 岐阜市 207,934円(2017年~2019年平均)
4位 岐阜市 198,429円(2018年~2020年平均)
4位 岐阜市 183,251円(2019年~2021年平均)
総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

この10年間、トップ10に入っています。

2位というランキングの時もあります。そんなに外食していたなんて…びっくりです。

特徴的な外食場所をご紹介します。

外食部門 喫茶代ランキング

喫茶代

全国平均      6,421円
1位 岐阜市   13,589円
2位 名古屋市  10,512円
3位 東京都区部  9,711円
4位 横浜市    8,581円
5位 神戸市    8,559円
2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均
引用:総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

ご存知の方も多いかと思いますが、愛知と岐阜はモーニングが有名です。

発祥は愛知県一宮市や豊橋市と候補がいくつかありますが、岐阜市は一宮市とも近く、影響を受けているのかもしれません。

2位 岐阜市 11,874円(2010年~2012年平均)
2位 岐阜市 11,031円(2011年~2013年平均)
2位 岐阜市 11,697円(2012年~2014年平均)
2位 岐阜市 13,894円(2013年~2015年平均)
1位 岐阜市 15,018円(2014年~2016年平均)
1位 岐阜市 16,013円(2015年~2017年平均)
1位 岐阜市 15,084円(2016年~2018年平均)
1位 岐阜市 14,522円(2017年~2019年平均)
1位 岐阜市 13,564円(2018年~2020年平均)
1位 岐阜市 12,921円(2019年~2021年平均)
総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

名古屋市もモーニングの有名店が多いですが、金額的には岐阜市は圧倒しています。

確かにご近所には喫茶店が点在し、保育園に出かけるときに通り過ぎる小さな喫茶店では、毎日、年配の常連さん方がお店を出入りしているのを見かけます。

岐阜駅から1.5km圏内の商業地区では高齢者がかなり多く、その中で喫茶店文化はコミュニケーションの場として大きな役割を持っていると思います。

岐阜のモーニングはもっと掘り下げていきたいテーマです。

外食部門 寿司代ランキング

すし(外食)代

全国平均    13,397円
1位 金沢市  20,614円
2位 岐阜市  19,047円
3位 静岡市  18,210円
4位 札幌市  17,825円
5位 高知市  17,816円
2020年(令和2年)~2022年(令和4年)平均
引用:総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

確かにお寿司屋さん多いなぁとは思っていましたが、海産物が豊富な県と張り合うくらいの結果に驚きました。

岐阜市は日本の中央付近の南北に狭くなる地形の近くにあり、愛知・三重の伊勢湾と福井の若狭湾からさほど遠くありません。

日本海と太平洋の多彩な寿司ネタ獲得のルートがしっかり確立されているのだと思われます。

1位 岐阜市 19,293円(2010年~2012年平均)
1位 岐阜市 19,250円(2011年~2013年平均)
2位 岐阜市 19,096円(2012年~2014年平均)
3位 岐阜市 18,876円(2013年~2015年平均)
3位 岐阜市 20,438円(2014年~2016年平均)
2位 岐阜市 20,813円(2015年~2017年平均)
2位 岐阜市 21,083円(2016年~2018年平均)
3位 岐阜市 20,491円(2017年~2019年平均)
3位 岐阜市 19,765円(2018年~2020年平均)
2位 岐阜市 19,959円(2019年~2021年平均)
総務省統計局「家計調査 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

10年間3位内に入り続けるくらいの寿司好きだったとは知りませんでした。

外食の和食部門でも同じように上位の結果が出ていますので、地元・近隣の素材を使った日本食が好まれる傾向があることがわかります。

飛騨牛も安く手に入りますし、野菜は美味しいし、岐阜は食材に恵まれていていることを実感します。

まとめ

岐阜市は家族連れにとても優しいお店が多いので、幼児がいると特にありがたいと感じます。

こってり系のラーメン屋でも小さな子供が座れるようなスペースが用意されていて、外食を推進する環境が整っています。

また、親世帯の近住が多いので、3世代や大人数での食事風景もよく見かけます。

引っ越す直前に初めて岐阜で入ったお店は普通の飲み屋でした。

驚いたのは出てきたお通しがめちゃくちゃ美味しかったこと。

野菜の味が濃厚で、お通しでコレ?とびっくりしました。

その後食べたお肉もお野菜もお魚も、どれもこれもが美味しい!

これがいかに特別なことだと岐阜市民は気づいているかは…わかりませんが。

なぜ、いつからこれほど外食するようになったのかも、おいおい調べていきたいと思います。

美味しい食材を上手に料理する腕が欲しいです…