中古物件のリノベーションを成功させられるかは、自分と相性の良いリノベーション会社を選べるかにかかっています。
しかし、ハウスメーカーや工務店はたくさんあって、どこがいいのか迷いますよね。
私の経験からの結論としては「ひらすら調べる」です。
我が家は、比較的すんなりと決めてしまいました。それはなぜか?
私がもともとインテリア好きで、物件チラシやネットの間取りを見ながら、理想の家を想像するのが趣味だったからです。
ひとり暮らしを始めてから急にインテリア好きになりました
だからといって、リノベーション会社に詳しいわけではありませんでした。
ただ、リノベーション会社のサイトで実例を見れば、私の理想を叶えてくれるか、私と趣味が近いかを直感で判断できました。
そんな私と違って「今までインテリアに興味なかった」「写真とか見てもイメージできない」という方は、雑誌やネットで自分の好みを理解してから、会社探しをした方が成功率が高まるでしょう。
好みを明確にする方法は、こちらをご参照ください。
問題物件との出会い
ここからは、我が家の体験談をご紹介します。
リノベーション会社を決めるきっかけは、我が家でのちのち「幽霊ハウス」と名づけた家との出会いでした。
まだ物件を探し始めて間もないある日、ネット検索で見つけた2階建て住宅で、特殊な事情を持った物件を内見しました。
紹介は大手不動産会社でしたが、実は地元の不動産会社から委託された、現在の建築基準法に合わない物件でした。
家の中は、前に住んでいた方の荷物が完全撤去されておらず、人の気配が残る怪しい雰囲気でした。
案内してくれた担当者は言いました。
一度壊して立て直すのがおすすめですが、壊すと建築基準法で減築しなくてはいけません。なので、壊さずリノベーションという手もありますよ
その怪しさMAX物件は鉄骨造で、壊すのに木造より費用がかかりますが、販売価格はめちゃくちゃ安価でした。
戸建て住宅で鉄骨造の家を探していたので、リノベーションできるかも…と淡い期待を持ちました。
余談ですが、この後にも物件情報が出てすぐに内見したりすると、処分前の荷物が残っている物件(布団があると気味が悪かったです)に数回当たりました。
中古物件探しにおいて、良い物件との出会いは争奪戦・先着順です。
そのため我が家では、事故物件などや第六感的にやばいと感じない限りは、偏見なく見るようにしていました。
どんな物件でも、不動産担当者には納得いくまで質問することをおすすめします。
さて、先ほどのワケあり物件を、夫と「幽霊ハウス」と名付け、リノベーションの見積もりをしてくれる会社を探しました。
「幽霊ハウス」は増築を繰り返した不思議な間取りで、だいたいの金額さえ検討もつかなかったのと、本当にリノベーションできるかの判断ができなかったからです。
リノべる。岐阜との出会い
上述したようにインテリア好きの私は、以前から中古物件リノベーションのサイトを趣味で見ていました。
関東に住んでいた頃は、東京R不動産というサイトをよく見ていました。
そして、岐阜市に引っ越して、まだ家を買うことを考えていなかった頃にリノべる。の岐阜店が駅前にオープンするというチラシを受け取っていました。
なんとなくサイトも見ていて、ショールームがあるならいつか行ってみたいなとも思っていました。
そんな中「幽霊ハウス」との出会いがあり、見積もりをお願いする複数のリノベーション会社にリノべる。を入れました。
その後リノべる。からいただいた返事は
(購入は)やめておいた方がいいですよ
はっきり言ってくれた事がとても良い印象として残りました。
他の会社から大まかな見積もりも貰いましたが、結局「幽霊ハウス」は断りました。
運命の物件との出会い
その後は、特にリノベーション会社を決めず、地道にサイト検索しては内見を繰り返していました。
そしてある朝、今の我が家である物件がサイト検索に出現し、こんなに条件と合う物件はない!と確信、運命の出会いだと思いました。
問い合わせた先は、今までで一番小さな不動産会社でした。
聞くとすでに内見の予約が入っているとの事。
その週の土曜日に内見の予約をし、売れない事を願っていました。
内見すると予想以上に心を鷲掴みされましたが、その場では「検討して連絡します」と言いました。
家に帰ってからすぐに夫と話し合い、絶対に手に入れないと後悔する!と結論に至りました。
次の内見者がその場で契約する可能性もあるので、契約はすぐに実行しなければなりませんでした。
当時、ラッキーな事に産後半年で育休中だった私がすぐに動けたので、平日昼間に抱っこ紐をして散歩がてら(片道20分程度)2度ほど、書類手続きに不動産会社に行き、仮契約を済ませました。
当時は車の運転練習中で、歩いて行ける距離なのは幸運でした。
2日とも晴れていてくれて、神様ありがとう!
そしてリノベーション会社を決める
もし購入した物件が大手不動産会社の管理するものだったら、紹介してもらったリノベーション会社を検討したでしょう。
たまたま契約が小さい地元の不動産会社管理物件だったので、その時すでに面識のあったリノべる。にお願いすることに決めました。
決め手は、
- 私と夫の趣味を理解してくれそう
- メリットとデメリットをきちんと説明してくれそう
- 相談しやすい人柄
- 一緒に家を作っていく雰囲気がある打ち合わせ空間
何事もそうですが、人間同士なので相性があります。
リノべる。の方々と我が家は相性が良かったから、あれこれ迷わず決められたのだと思います。
これまでお会いした他の営業さんたちも、とてもいい方達で、たくさん勉強させて頂きました。
ここまでの物件探しを乗り越えてこられたのは、多くの方々のおかげでした。
まとめ
我が家はこうした経緯の結果、リノベーション会社を決めました。
他の不動産会社の方と内見でお話した中でも、相性が悪くて業者を変更したというような話もされていました。
結局は、“縁” なのでしょう。
物件もリノベーション会社も、腰を据えて、でも焦らず、チャンスは逃さず、“縁” を大切にすることが一番後悔しない方法なのだと思います。
これからリノベーション本番です。
まだまだ気合を入れていきます
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