中古物件をリノベーションする!と決めたら、次にするのは住宅の内見です。
理想の我が家を探すために、どのくらいの期間がかかるのか、何件くらいみたらいいのか、わからない方もいるでしょう。
我が家で探し始めるときも、まったく見通しはありませんでした。
物件探しをやってみて思ったのは、身も蓋もありませんが、これで正解!みたいな平均的なものはないと感じました。
それよりも、これからの人生どう暮らしたいか、どんなリノベーションをしたいかを考えることが重要でした。
あなたがどんな家に住みたいかを深掘りしていくために内見をしましょう。
我が家が内見した中古物件数
内見することで、自分が本当に求めているものがわかってきます!
hita家の内見は中古物件に絞り、約10カ月かかりました。
- 中古戸建て住宅:3件
- 中古戸建て住宅 リノベーション済み:2件
- 中古マンション:5件
- 中古マンション リノベーション済み:2件
中古物件のリノベーション済みとは、住宅会社が中古物件を販売する前に、一般的な内装デザインでリノベーションした物件のことです。
私が見たリノベーション済み物件は、大手メーカーのシステムキッチン・トイレ・浴室に変更してあり、白い壁紙に張り替えてありました。
新築物件のようにきれいな内装ではありましたが、我が家の場合は自分好みのリノベーションをしたかったので、それほど高く評価しませんでした。
ただ、リノベ予算を抑えるため、ある程度きれいになっていることも重要です。
リビングや個室などは自分好みに変更して、トイレや浴室は一般的なリノベーションでもOKでしょう。
次に、我が家が内見する際の手順とポイントをご紹介します。
ポイント:内見できる物件をネットで検索しまくる
我が家では、朝起きたらすぐ、チ大手物件サイトを毎日チェックしていました。
中古物件をお探しの場合、ある日突然、売買物件が出現します。
見逃して後悔したくない!という気持ちで目を皿にして見てください。
大手でなくても、地域の物件に強いサイトもあるので、こまめにチェックしてみてください。
そして中古物件・新築物件に関わらず、
- 全ての希望に近い物件
- 間取りが希望に近い物件
- 広さが希望に近い物件
- 広さがそこそこあって最寄駅から自転車通勤できる物件
- ピンとくる物件
があれば、すかさず内見予約を取りました。
土日しか時間が取れなかったので、予約しても数週間待ちということもありました。
その間に購入が決まってしまう物件もあり、悔しい思いもしました。
物件探しは出会いです。
とにかくフットワークは軽くいきましょう!
ポイント:戸建て住宅の内見の数を増やす
物件を見る目を肥やしていく方法は、内見の数を増やしていくしかありません。
不動産会社の営業担当者は、こちらから聞かないと全て説明してくれるわけではありません。
仕事ですから、良いところを強調した説明をします。
でも質問すれば、デメリットもきちんと答えてもらえます。
特に気をつけてみたいポイントは
- 壁を壊し間取りを変更できるか (リノベーション前提の場合)
- キッチンや水回りの間取りを変更できるか
- 収納を十分取れるか
- (マンションの場合)天井の高さ
- 外気や日差しが十分取れるか
- ランニングコスト(修繕積立金、駐車場)
マンションの場合は、ランニングコストが物件によってかなり差があるので、ローンが終わった後の支払いを見据えて考えていきます。
我が家は基本的には中古物件のリノベーション前提で考えていたので、壁が壊せるか、間取りを変更できるかは大きなポイントでした。
特に水回りは配管などの制限があるので、内見をしながら案内していただいた不動産会社の担当者さんにいろいろ質問して、想像しながら見ていました。
また、幼児のいる生活だったので、マンションの場合は上下階への音の配慮ができるかが重要でした。
高齢の親の介護をした場合も想定に入れて間取りを見ていました
ポイント:内見したら比較する・絞る・期限を決める
数件見た後は、毎回、前回見た物件と比較します。
我が家だったらどちらを選ぶか、選ぶ理由は何か。
家族と話し合って、できるだけ明確にしておくと家族間でも希望条件の共有ができます。
ほとんどが希望条件を満たしているのに、ここは条件に合わない部分という物件も出てきます。
当たり前ですが、全て完璧な物件はありません。
条件に合わない部分を許容できるかを考える場合、3日後には結論を出すなど期限を決めると、条件の優先順位がはっきりとしてきます。
別にそこで明確に購入物件を決めなくてもいいのです。
この比較作業を繰り返していくことで、本当に必要な条件が何かを明確にしていくのが目的なのですから。
まとめ
5件も見ると、内見をし始めた頃から比べて、条件が変わってくるでしょう。
本当に必要な間取りや生活導線、欲しい収納容量が明確になっていけば、内見の精度が上がってきます。
過去見た物件の条件に対しても見え方が変わってくるので、再び内見を予約するのもいいでしょう。
まあ、不動産会社の営業担当者さんは期待するでしょうね…。
でもここは、冷静に物件を見て、あなたが決めてください。
買うのはあなたと家族ですから。
多少考えていた条件と合わなくても、それを凌駕するだけの希望条件と合致する物件を見分ける眼は養われています。
運命の出会いを待ちましょう!
今の家に出会った時、本当に見た瞬間ビビっときました。
実はライバルもいたらしいのですが、先駆けて内見・契約ができました。
フットワークは軽く!皆さんも頑張ってください!
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