私の場合40代での超高齢出産なので、母乳育児は難しいかもしれないなと漠然と思っていました。
でも、もし母乳が少しでも出るなら、母乳をあげる経験をしてみたい!という気持ちも……。
この記事では、出産後3ヶ月の一番の悩みだった、おっぱいとの格闘の日々をご紹介します。

母乳育児について調べていなかったのが
悩みの深さの原因だったと気づきました…
おっぱいが出ない!母乳育児スタート
私の場合、初乳はなんとか絞り出したものの、その後はパッタリ出ませんでした。
そんな中、出産したクリニックで母乳育児のレクチャーが始まりました。
母乳の成分について
母乳は主に血液を材料にして作られています。
赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激により「母乳を生産しなくては!」と身体が反応して乳房の中にたくさんの血液が流れ乳房の中に溜められていきます。
赤ちゃんとスキンシップすると生成されるオキシトシンというホルモンには、おっぱいの筋肉を収縮させる作用があり、直に吸われる事で分泌が多くなり母乳がますます生産されていくサイクルです。
主な成分は
- 1,000種類以上のたんぱく質
- 200種類以上のオリゴ糖
- 40種類以上の酵素
- ビタミン
- ミネラル
- 長鎖脂肪酸、数百万の生細胞1,400種類以上のmicroRNAなど
生産量は、前回の授乳(または搾乳)でどれくらい乳房から排出されたかによって決まります。
母乳を作るホルモンは、出産直後が最高でその後はゆっくり低下していき、 出産後早い時期から頻繁に授乳した方が母乳の量は早く増えると考えられます。
クリニックの授乳説明会に参加するも……
私が出産したクリニックでは母子同室タイプでしたので、早朝に出産して、昼まで寝て、起きたらすぐに授乳の説明会がありました。
24時間体制で3時間ごとに授乳と言われ、正直「修行みたい…」と思いました。
しかし私は1日目の夜、起きていられずぐっすり寝てしまいました。
これが原因だったのか、子供が小さすぎたからか(出産時2,330g)、起きた後の授乳ではほぼ吸ってもらえず、母乳が出ませんでした。
入院中も同じ日に出産のママたちと比べて断然に少ない母乳量で、何度もくじけそうになりながら、ちょびっとだけ出る母乳と粉ミルクを我が子にあげて過ごしていました。
母乳+搾乳+粉ミルクの1カ月間
退院した後、母乳を出すには頻回授乳をしなければと思い、全然吸えてなくても欲しがらなくても3時間ごとに吸わせました。
我が子は体が小さく口も小さいからか、乳首にちゃんと吸い付けないので、乳頭保護器のソフトタイプを使っていました。
クリニックの薬局で買ったのはコレです。
それでもほとんど吸えていないので、毎回「またダメだった…」の繰り返し。
吸えていないと母乳がますます出なくなると思って、次回分の母乳を手動タイプのさく乳器で取れるだけ取り冷蔵庫保存しました。
腱鞘炎になりそうでしたが、自動タイプの搾乳器を買うほどの量は出てはいませんでした。
実際に使っていたのはコレです。
このようにして最初の1ヶ月は、ちょっと吸えていたかもしれない母乳+搾乳した母乳+粉ミルクで過ごしました。
そして1カ月検診。
そこで母乳育児について先生に相談してみた事が転機となりました。
1カ月検診で先生から救いのアドバイスをもらう
「母乳を出したいのなら年齢的に自己努力では難しい。専門家のところにいかないとダメよ」
「あなたみたいな人(超高齢出産・自然分娩で短時間出産)は若い頃に生んでいたら母乳が出すぎて悩んでいたかもね」
この50代の女性医師の言葉が私の心を救いました。
偶然にもその先生は岐阜市出身で、出身高校が私の住む場所のすぐ近く。
里帰り出産だった場所で、地元の人に会えた親近感からか、先生の言葉が沁み渡りました。
母乳の専門家…ってなんだろう?
それまで全く考えていなかったので急いで調べ、母乳外来・母乳相談室がある事を知りました。
そして実家から1駅のところに桶谷式母乳相談室があるのを見つけました。
ここで相談してもダメなら、母乳育児は諦めようと心が決まりました。
週2で桶谷式母乳相談室に通う
すぐに予約を取り、桶谷式母乳相談室へ母と一緒に向かいました。
マンションの1室で1人の女性が施術していました。
待合用の部屋に赤ちゃんとシニア女性がいて、すぐ隣の部屋では若いママがマッサージを受けているのが見えました。
待っている間も電話予約が入っていて「結構流行っているんだな」という印象を持ちました。
マッサージを受ける間、子どもを母に見てもらい、ベッドに横たわるといい匂いがして、久しぶりにリラックスした気持ちになりました。
1時間ほど、痛くないソフトタッチのマッサージを受けました。その場で少し母乳が出ました。
手応えを感じたので、週に2回通うことに決めました。
次の施術からも母に同行をお願いして、毎回施術後にはカフェに行ったり買い物をしたり、気晴らしに付き合ってもらいました。
母は赤ちゃんをあやすのが上手で、相談室に一人で来ている初対面のママの赤ちゃんまで面倒を見ていました。
母がそんな特技があった事を初めて知り驚きました。
母の姿を見て、孫を見せるのがこんなにも遅くなって申し訳ない気持ちになりました。
まとめ
母乳にも粉ミルクにもそれぞれメリット・デメリットがあります。
私が母乳育児ができたのは、搾乳器や母乳相談室があったという現代の恩恵だと思います。
母に相談した時、かつては粉ミルク信仰が全盛で、母乳より粉ミルク育児の方が大きく育つと言われていたそうで、時代よね〜と言っていました。
出産・育児は大昔から行われていますが、方法論となると流行があり、正解がないということです。
この経験から、母子ともに心身の健康が大前提で、母乳育児がうまくいかなくても悩み過ぎないことが大切だと感じました。
状況によって器具を使い分けたりして、自分の納得のいく方法をゆっくり見つけていくしかないんでしょうね。

ストレスが全てにおいて大敵です。
赤ちゃんのためにもママはリフレッシュしなくちゃ!