育児の中でもハードルが高く感じる、首も据わらない乳児の入浴問題。
ワンオペの場合、乳児をひとりきりにはできないし、自分も一緒に入浴するしかない!
でも、どうしたらスムーズに完了させられるか、初めての方は不安でしょう。
我が家では、里帰り出産から家に戻った当初、子どもはベビーバスで入浴させ、自分は子供が寝ている時間にサッとシャワーを浴びたりしていました。
でも、これでは私が湯船に入れないし、始めたばかりのネントレメソッドのお風呂タイムの時間を守れませんでした。
そこで私が試行錯誤してたどり着いた、我が子との同時入浴方法をご紹介します。
ワンオペ育児で疲れているママ(パパ)も、赤ちゃんと一緒にゆっくりお風呂タイムを楽しみましょう。
湯船につかると体が芯から温まり、病気になりにくい体になりますよ!
入浴前に準備するもの
快適なお風呂タイムをするには、準備をきっちり行うことが大切です。
準備が万全であればトラブル時にもすばやく対応でき、慌てることなく対処できたという自信がつき、自分自身がリラックスすることができます。
その心の余裕がいちばん大切なことです。
準備する赤ちゃんのものは以下の通り。
- 使い慣れたバウンサー・お風呂用ベッド・ふっくらバスタオルのどれか
- 寝返りができるようになったら椅子タイプでもOK
- 手に持てる好きなおもちゃ・お気に入りのタオル・おしゃぶりなど
- 体を拭くバスタオル
- 着替え用オムツ2枚とお尻ふき
- パジャマ
- ボディクリーム
- 冬は寒さ防止のおくるみor掛け布団
そして、ママ(パパ)のものも準備します。
- 体を拭くタオル
- 着替え用下着
- パジャマ
- 髪用フェイスタオル
- 基礎化粧品
- ボディクリーム
里帰り出産から帰ってきた当時の我が家は、賃貸マンションでした。
お風呂場が狭くて、着替える洗面所も狭くて、お風呂場の中に乳児を寝かせるためのベビー用品を置けるスペースはありませんでした。
そこでお風呂場のドアを開けたまま、洗面所に子どもを寝かせて入浴する方法をとりました。
実際のところ、トラブルはいろいろ起きました〜!
私が髪を洗っていて、子どもを外で待たせてる間にウンチをしてしまったり、最初から最後まで泣き止まなかったり…(泣)
でもしっかり準備していたことで対応でき、何が起きても大丈夫と思えるようになって、お風呂タイムが緊張タイムではなくなっていきました。
こちらは我が家で使っていたお風呂グッズです。
私は寝かせられるタイプの方が使いやすく、濡れても乾きやすくて重宝しました。
入浴は最後まで走りきる覚悟で
最初の1週間は、慣れるまでプレッシャーがあるかもしれません。
でも赤ちゃんは環境に慣れます。
ママ(パパ)はシュミレーションをしっかりと行い、スタートしたら最後まで走り抜けてください。
手順は簡単です。
ママ(パパ)が先に洗う
⬇︎
赤ちゃんを洗う
⬇︎
一緒に湯船に浸かる
⬇︎
一緒にお風呂場を出る
具体的な行動としては、9つの工程があります。
- お風呂場のドアを開け、ママ(パパ)から見える場所にバウンサーなど赤ちゃんのいる場所を設置
- ママ(パパ)は洋服を脱ぐ
- 赤ちゃんの服を脱がせるが、オムツはそのまま
- 赤ちゃんのお気に入りを手に持たせる
- ママ(パパ)がお風呂場で髪・体を洗う。必要があれば、洗いながら赤ちゃんに話しかけたり、歌を歌う
- 赤ちゃんのオムツを取り、必要があればお尻を拭き、お風呂場へ
- 赤ちゃんの髪・体を洗う
- ふたりで湯船に浸かる(5分程度)
- ふたり一緒にお風呂場から出る
冬場は待っている赤ちゃんが寒くないように、おくるみなどで防寒します。
お風呂場の湯気が洗面所にも広がるので多少は暖かくなると思いますが、ママ(パパ)はできるだけ洗う時間を短縮しましょう。
入浴後はスピード勝負
- 赤ちゃんをタオルでくるんで置く
- ママ(パパ)が体を拭く
- 赤ちゃんを拭く
お風呂から出た後の作業は、赤ちゃんに話しかけたり歌を歌いながら作業を進めましょう。
出てすぐに赤ちゃんをバスタオルにくるみ、バウンサーなどに置いて、まずはママ(パパ)が体を拭く方法をおすすめします。
なぜならば、赤ちゃんが泣いたりウンチしてしまったりとトラブルが起きた場合、ママ(パパ)がずっと濡れたままで対処しなければならず、風邪をひいてしまいます。
ワンオペで辛いのは、赤ちゃんの世話をする人の代わりが誰もいないことです。
赤ちゃんのお世話はママ(パパ)ができますが、ママ(パパ)は体調を壊しても赤ちゃんのお世話は休めません。
ワンオペ育児中のママの体調管理は、最重要事項!
まずは先に素早く拭いてしまいましょう。
髪の毛はフェイスタオルなどで巻いてしまって、すぐに赤ちゃんに取り掛かります。
その後はゆっくりと丁寧に赤ちゃんに話しかけながら、体を拭いてクリームを塗り、着替えさせてください。
ママも一緒に使えるボディクリームですと、同時にぬれるので時短になります。
さっぱりした後は、水分補給を忘れずに。
我が家のようにお風呂場のドアを開けてお風呂タイムを過ごした場合は、お風呂場や洗面所の換気も必ずしましょう。
まとめ
お風呂を赤ちゃんとゆっくり入れるようになれば、ママ(パパ)の体調が良くなっていくでしょう。
我が家ではお風呂に入るタイミングは睡眠予定時間の1時間半前を目安にしていました。
体が温まったばかりでは興奮状態なので、少し落ち着いてきた頃がちょうどよく、寝かしつけが楽になりました。
準備万端のお風呂で、赤ちゃんとリラックスした時間を過ごしてくださいね。