絵本の読み聞かせをしたいけれど、絵本がたくさんありすぎて何を選んだらいいかわからない!という方に、我が家で2週間ごとに図書館で借りてくる絵本の中から、子どもの興味を持ってもらいやすい、親子でお話を発展させやすい絵本を紹介していきます。
今回ご紹介する絵本は、
・トランプリンセス ・はなかっぱ アゲルちゃん げんきにな〜れ
我が子がお友だちと仲良くすることはもちろん、協力して物事を解決できるようになってほしいと思うのが親心。
絵本からお友だちと一緒にいる大切さを受け取ってもらえたらと、選んだ絵本2冊をご紹介します。
我が子にも「友情」の本当の姿を知ってほしいと思ってしまいます。
まだ早すぎるかなあと思いますが…
トランプリンセス
作 薫くみこ 絵 つじむらあゆこ
仲良し4人のプリンセスがどろぼうを捕まえるお話です。
プリンセスのドレスや髪型が華やかで、プリンセスに憧れる女の子はきっと繰り返し読みたくなる絵柄。
- 4人のトランプリンセスの紹介
- ランランランド(遊園地)にお付きの爺やとお出かけ
- 観覧車からどろぼうが逃げていくのを見つける
- 捕まえようと追いかける
- グラブひめの機転で出口の反対側に誘導
- どろぼうはジェットコースターで36回回転し、おまわりさんに捕まる
- みんなトランプリンセスの活躍に拍手喝采
「サンタクロース?それとも どろぼう?」
出典:トランプリンセス
「たぶん どろぼう」
「きっと どろぼう」
「ぜったい どろぼう」
文章もリズムを重視されていて、たまに七五調のリズムが出てきたり、声に出すととくに、とてもテンポよく読みやすいです。
4人のプリンセスがそれぞれ個性的で可愛いので、「誰がいちばん好き?」と聞きながら読んだり、絵のドレスも真似してお絵描きしたりしています。
はなかっぱ アゲルちゃん げんきにな〜れ
作・絵 あきやまただし
テレビアニメでも放送されている人気のはなかっぱシリーズです。
今回はお友だちが勢ぞろいして、病気になったアゲルちゃんのために、みんなの心をひとつにしないと咲かない花を咲かせるという内容です。
- がりぞーがはなかっぱとつねなりにアゲルちゃんの病気を知らせる
- 「よくキク」の花の蜜が効く話をする
- 「よくキク」はひとりでは咲かせられない
- 12人で手をつないで心をひとつにしなければ咲かない
- 仲間を集めに行く
- みんなが集まるがはなかっぱは崖の下でピンチ
- がりぞーとカラバッチョが助ける
- みんなで協力して「よくキク」を咲かせる
- アゲルちゃんが元気になる
「みんなで てを つないで、こころを ひとつに します。
出典:はなかっぱ アゲルちゃん げんきにな〜れ
「アゲルちゃんがなおりますように!」
いつもは対立構造にあるがりぞーやアゲルちゃんのために、みんなで協力する姿がとても微笑ましく、仲間っていいなぁと感じます。
誰かを助けたいと素直に行動するはなかっぱたちの姿に、大人も見習わなければ…。
まとめ
どちらも人気作家の絵本なので、絵も可愛いくて子どもに受け入れやすい絵本だと思います。
ひとりではできないことを「いっしょに!」と頑張る姿が健気です。
遊ぶだけではない、ピンチの時こそお友だちの存在が大きいことを感じてもらえたらと思って読み聞かせてます。
読んだ後、どう思ったかを聞いてみるのもいいですね。
「絵本ナビ」なら絵本の試し読みができます
うちでは、子どもが1歳くらいから絵本の読み聞かせを始めました。寝つきが悪かったのを解決しようと調べてたら「夜のルーティーンを決めるといいよ」とあって、絵本の読み聞かせるといいと書いてあったから始めたんです。
それで、絵本を買ったり図書館で借りたりして、5年経った今もほぼ毎日読み聞かせをしています。
そのおかげか、文字を読むのも書くのも、親がほとんど教えてなくても興味を持ちました。習得も早かったような気がします。
私自身、絵本を読むことでさまざまな気づきがあり、楽しんでいます。
絵本のテーマって自分が思っていた以上広く、可愛らしい内容だけでないのが面白いんです。絵本の主人公は仲間はずれにされたり、けっこうひどいことになったり、悪い子だったりもするんです。
さらに「ただ良い子になろう」とかじゃない結論が用意されている絵本もあります。
そういう絵本を読んで、子どもと「なんでだろうね」「あなたならどうする?」とか話したり、「あの絵本の子と同じだね」と生活の中でも話題にします。
こういう話題ってうまく説明できないことも多いので、すごく参考になります。
そんなわけで我が家では絵本を買う機会も多いので「絵本ナビ」で試し読みができるのはありがたい!
さらに「絵本ナビ」にはグッズもいろいろあって、好きなキャラクターのものがあると、子どもが喜びます。
0歳から大人向けまで種類が豊富な絵本ナビを、あなたものぞいてみてはいかがでしょうか。